Konatsufull Days

小夏さんづくしの日々を送りたいのです。

「急性」はやめて....。

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火曜日深夜〜水曜朝にかけてのお話。

最近、逆くしゃみが続き「呼吸器系の調子が悪いのかな?」と思われていた小夏さんですが、深夜になって慌てる展開になりました。

まず、メインとなる出来事に対する布石があったのは、仕事を終えた0:30ごろでした。
いつもの様にアタシの方に「ご苦労さん」とねぎらいに来る小夏さん。
少しして「ケハッ、ケハッ」と、数回咳みたいのをしました。

それまで、寝ていたので「乾燥して喉がくっついたんだべか?」と思い、ヨーグルトを舐めさせたら落ち着いたので、安心して小夏のランチ(3日分)を仕込みに入りました。

いつもは構ってもらえないのを解っているので、ソファーで寝ている事が多いのですが、この日に限って足下をウロウロします。
「お腹がすいているんだ」と思い、ササミを少し与えました。
後で振り返ると、コレが良くなかった.....。


仕込みも終わり、部屋に移動。アタシはmacの前に、小夏さんは定位置の座椅子の上で眠りに入りました。
オフ会参加のメールの返事や、ネットサーフィンを終え「さぁ寝るか。」と思ったのがam4時過ぎ。
ふと、小夏を見ると起きてたらしく目が合いました。

小夏さんは、そこからノーモーションで吐く姿勢に。いつもは部屋を出て廊下で吐く事はあるので、「あら、珍しいな」と思った矢先でした。

モノが出て来なく、「ガハッ!ガハッ!」と苦しそうに咳き込みだしたのです。
解りやすく伝えるなら、飲み物を飲んでて、気管に入ってしまった時の咳き込み方。
「やばいっ!!」と本能的に感じて、小夏の口の中に指を突っ込みます。出てきません。
「さっきは、ヨーグルトをなめさせたな。」と思いましたが、部屋には無いので手で水をすくい口元(と言うか口の中)へ。ダメです。
「逆くしゃみの時は、鼻を塞ぐから。」と思い、手で鼻と口を塞いでみます。これもダメ。
その間にも小夏の咳は止まらず、舌が紫色に。
小夏を抱きかかえ、ハンバーグを成形する時の様に胸と背中をバンバン叩きましたが、効果なし。

この前の「吐血事件」の時の様に平静を装うのは無理な話でした。

小夏を抱いて、母親の部屋まで走り、「ちょっと!!助けてっ!」と文字通り叩き起こしました。
居間に移動して、「何か引っかかってる!!」「ヨーグルトあげてみてっ!!」とお願いして、アタシは小夏の「病院セット」(診察券やら市内の病院一覧が載ってるリストが入ってます)を出し、夜間の救急病院を探します。

時間は午前4時半。まずは、院長先生がテレビにも出てる「T動物病院」へ電話。「11時で本日の診察を終了しました」とのテープの声。
続いて「札幌夜間動物病院」に電話。「3時で診察は終了しました。」とのテープの声。
この時はさすがに、「最悪の展開」を覚悟しました。
後になって思い返すと「ちょっとー。ヤダ、ヤダよ。」と繰り返しながらダイヤルしてましたね。

母親に任せた小夏を見ると、先ほどより苦しそうでは無い感じですが、「ケハッ!ケハッ!」と咳き込んでます。
「リストを見ながらじゃダメだ!」と思い、部屋に行きネットで検索をかけました。
さすがに、恐怖心でパニック状態ですから「札幌 動物病院 救急」で検索したいのに、手が震えて「さっpppppp」とまともにキーボードを打てない状態。
一度顔を張って打ち直し。出て来た最初の検索結果を電話機を握りしめてクリック。

その間にも小夏の様子が気になり、居間へ。
すると、小夏が寄ってきました。
母親が「何か吐いたよ」と言い、見せられたティッシュにくるんだモノは、ササミが3切れ。
「オエ〜」と言うより、「ガハッ!」と出したそうです。
一時は紫だった舌は、元のピンク色。呼吸も落ち着いてます。

始めて「全身の力が抜ける」のを体感しました。

とりあえず「朝から病院へ行こう」と決めて、「病院セット」と財布、車の鍵を用意して、何とか眠りにつけました。