Konatsufull Days

小夏さんづくしの日々を送りたいのです。

そして、診察。

前回のあらすじ
 〜ヒートも終わりかけの小夏さん、しきりにマシュマロ部分(陰部)を気にしているので確認すると、何やら「膿」らしきモノが。ネットで「子宮蓄膿症」と「膣炎」の疑いに絞ったアタシは、翌日一仕事を終えた夕方に小夏を病院に連れて行ったのでありました。〜

さて病院に着きました。いつもの様に診察券を出し症状を伝えて、呼ばれるのを待ちます。

小夏さんが前回病院に来たのは、先日の「狼爪が折れちゃった事件」以来です。
痛い思いをしたのを覚えていたようで、診察室から聞こえる院長先生の声にビビリ気味。

先客は真っ黒な4ヶ月のスコティッシュフォールド(猫)何やら骨折らしく、飼い主さんと院長先生が今後の方針を話していました。(手術して、10万超えの治療費がかかる云々)
そのおかげで、待たされる事30分。

やっと呼ばれて、診察室へ。さんざん待たされたので、院長先生が診てくれるのかと思いきや、別の先生が。
いるんなら、さっさと呼んでくれよっ!

まずは「体重測定」
ヒート中は長い散歩も行かず、寒さのために家の廊下でボール遊びをしても「寒いのよ」と居間に入りたがる始末だったので、明らかに運動不足。
案の定、体重は過去最高の10.7kg。今までの最高を400g上回りました。

続いて検診。
マシュマロを観察した先生は開口一番「うわぁ、腫れてますねぇ」
アタシが「昨夜、膿みたいのも出てたんですけど」と言ったら、先生と看護士さんが一瞬目を合わせました。
そして、変な緊張感が走ります。
「ホントに膿でした?どんな感じで出てました?」と先生。
「ホントの膿を知らないので、わからないんですけど、膿っぽい感じでした。気付いたら『あれ?出てる?』な程度です」とアタシ。

「そうですか、とりあえず診てみましょう」とエコーの準備。
「コレが膀胱で、ココが子宮の部分です」と説明を受けながらの診察ですが、どうやら膿は溜まってない様子。

(※子宮蓄膿症には「開放型」と「閉鎖型」があり、「閉鎖型」だと膿が出て来ないためにエコーで影として写ります。「開放型」は陰部から膿が止めどなく出て来るので、エコーには写りづらいそうです。)
と言うワケで、エコーでは「問題無し」

この時点で、アタシの中では「子宮蓄膿症」の線は消えて「膣炎」に疑いをかけます。
もともと「子宮蓄膿症」はヒート後2〜3ヶ月後になるのが通常らしいし。

その時、診察台の上の小夏さんのマシュマロからポタリと膿が。
「コレですよ、コレ!」と先生に告げると、
「ほほぅ。膿っぽいですね。調べてみましょう。」と綿棒に採り、顕微鏡で観察。『膿ですね。』と膿確定。

続いて「血液検査」
膿が出る→体内の細菌をやっつけようと白血球が多く作られる→子宮蓄膿症だと白血球の数値が高くなってるのが通常。と言う事で、血を抜かれて検査。
出て来た数値に以上は無し。

この時点で先生は「う〜ん。子宮蓄膿症の疑いは低いですね。」と。
続いて、マシュマロを引きづって歩いてた。と伝えていたので、「もしかしたら肛門線が溜まってるのかも?」と言う事で出してもらい、お尻はスッキリ。
小夏さんの肛門線、液体ではなく固体(練りワサビを想像してもらえれば解りやすいです)なので、お尻に指を突っ込んで、内側から出しました。

診察を総合した結果、今回は「膣炎の疑い」と言う事で、マシュマロを洗浄。抗生物質を10日分処方してもらい終了でした。
念のため、薬がおわったらもう一回連れて来て下さい。との事。
会計は軽く1万円オーバー(汗)しかし今回もanicom様々で、¥6,000ちょっと。
ま、「安心料」と思えば安いモノですよ。

実際に「子宮蓄膿症」を知らないので、膿を見た瞬間に「うわっ!ヤバいんでないの?!」と思いましたが、ネットで調べたり、病院で話を聞いたりしてる内に、わかりやすい症状がある事がわかりました。

・水をガブ飲みする。
「どのぐらいがガブ飲みなのさ?」と思ってましたが、1リットル/日以上飲んだら「ガブ飲み」らしいです。(あくまで目安)

・膿の出具合。
「開放型」の子宮蓄膿症の場合、止めどなく膿が出続ける(お尻周りがガビガビになるほど)→そりゃ気付くよ。
「閉鎖型」の子宮蓄膿症の場合、ガブ飲み&お腹を冷やしたがる。→これもあくまで目安。

予防には、「避妊手術」が一番。子宮を取っちゃえば、膿の溜まる所もございません。
「小夏さんも来年中には。」と考えていましたが、今回の件で「早い方がイイな」と思い、来年の2月ごろを予定。

手術等で思う事は、また時間のある時にでも。

何はともあれ、今回は大事に至らず安心でした。