Konatsufull Days

小夏さんづくしの日々を送りたいのです。

この週末(悲しみ編)

前日に引き続き、「ガーデンへ行こう!」と思い、いつもより早起きして出発。

いつも土曜日より日曜日の方が「フレブル率」は高い傾向にあるので、「誰に会えるかな?」とワクワクして車を走らせます。

いつもガーデンに行く時は、裏の方から向かいます。
表の方は、道がクネクネしてるし、トンネルの所が狭いので使わないんですね。

で、ガーデンまであと1分ぐらいで着くだろう。と思った時に、前輪が轍に取られました。
「おっ!いかんいかん」と軽くハンドルを切って轍から抜けようとした瞬間!
車が横滑りを始めました。冬道での直ドリは良くある事なので、逆ハンドルを当てて体制を立て直そうと思ったのですが、車は完全に滑り始めてます。

「ヤバい!!」と思った時には、右に雪山、右前方に民家。そこは迷わず雪山側にハンドルを切ります。
しかし、車が滑ってるので、まったく制御不能。
真っ直ぐに民家の方へ。
序々に迫るコンクリートの塀。小夏はアタシのヒザの上。
こうなったら覚悟を決めて、小夏さんの安全確保を選びました。
ハンドルから手を放し、首輪に指を通し、全体を抱きかかえます。
「このままじゃ正面から行くな。」と咄嗟に判断。左肩を前にして、斜に構えて車が止まるのを待ちます。

そして.............。
ガツン!!パンッ!

マジカルメーカーのお試ししてみました。

「ガツン!」は車が塀にぶつかった音ですが、「パンッ!」の音はと言いますと、

えぇ、エアバッグって火薬の爆発を使って開きますから、その火薬の爆発音なんですね。

火薬の匂いと若干の煙が立ちこめる中、とりあえず意識はあるし、小夏さんも痛がっている様子は見られなかったので、車外へ。
ぶつかった塀のお宅の方が出て来ました。
家:「大丈夫かいっ?!」
アタシ:「はい。塀の方もなんでもないみたいです。」
家:「塀じゃなくて、アンタの方さ!」
アタシ:「大丈夫ですよ。すいません。」

その間にも、小夏さんがブルブル震えだしました。アタシ的にはそっちの方が心配だったので、手足を曲げ伸ばしたり、色々と触ってみたり、小夏さんの無事を確認しました。
幸いにもガーデンの近くでの事故。
これから警察やらの手続きがあるのに、小夏さんがいてはスムーズに行かない。と思い、家の方に車を見ててもらい、小夏を預けにガーデンへ。

ガーデンまでは歩いて2〜3分の距離。最初は小夏さんを抱っこして歩いていましたが、途中から降ろしてやると、ガーデンに向かってグイグイ歩き出しました。

歩きながら見えたガーデンのドッグランには、フレンチがいっぱい。
店内に入るとオーナーさんが「あぁ、小夏来たねー。みんな来てるよー」と笑顔でお出迎え。
しかし、アタシにはそんなお出迎えに笑顔で応える事もできず、「すいません。小夏を預かっててもらえますか?そこで車ぶつけちゃって....。」

コレ、左側。

そこからは車屋さんに電話して、現場に戻り警察に電話。
保険屋さんにも電話して、更には自走が無理っぽいのでレッカーの手配。と大忙し。
その反面、頭の片隅には「あ。コレはブログのネタになるな。」と冷静に考えていたり、カメラを出して写真を撮ったり。

真横から見たらぺっちゃんこ。

若干、左腕が打撲っぽいモノの、あとは大丈夫みたいだし、何よりも小夏さんが無傷なのが良かった。もしも小夏がケガしてたり、最悪の展開だったりしたら、一生後悔していただろうから。

車が滑り出してから壁にぶつかるまでは、ほんの数秒だったと思いますが、自分でも「随分と冷静に行動できたな。」と感心しています。

ま、事故後のいきさつは追々。と言う事で、運転される方も徒歩オンリーだよ。と言う方も、事故にはくれぐれもお気をつけ下さい。